絶対的な信頼を得ている先輩達のようになりたいと思っていた。

実際に、6年目となり、内科のスタッフに。
信頼を勝ち得ている部分は多くある。年の功だけであるような気も・・・。
するが、それで居心地がいい。
でも超えれない先輩はいる。

最近の出来事。
コーチングという、人を応援する、そして本当にやりたい事を見つけ出し導きだす素晴らしい技術を持ち、実践している人々が世の中にはいる。私もそれによって救われたり未来像が見え進めた一人である。
それなのに、コーチングをするような振りをして、それはだめだろ、とか、足りないとか……!、自分の価値観を押し付けてくるような、それがあたかも正しいかの様に話す上司がいて。
非常に腹が立った。そんなコーチングをうけていい気になるわけがない。酔いも当然、全部覚めた。自分のプライドが…と、云々言っておられた。
当然後輩からの厚い信頼はない方では、ある。

年々、自分の理想像になる先輩達は、当然だがうちの病院からは減っていく。
先輩達を追いかけて医者をしているわけではない。
でもまだやりたいことがこの病院であるし、後輩達もなついてくれるので、理想像にはなれないかもしれないが、まずは病棟管理と血液外来初診をやりながら、後輩の教育も楽しみながらなんとなしに仕事を続けている。
また、プライベートが充実していなければ、また置いていかれるような、そんな感じがすごくする。
子供ができた。生まれても仕事はこれまでとほぼ同じぐらいにやりたい。
なんて。

最近うつうつと考えていた事をつらつらと書いたので、まとまりのない文章であることはご容赦いただきたい。
信頼される先輩は、後輩の言う事を遮らず全部聞き、見返りを考えずなんでも後輩に教え、自分の価値観を押し付けはしないがどんなレジデントも応援し、愛があり、見放さず、否定はせず、ただ教育は続ける、そして家族をもち病院以外では違う顔をしている、

そんな人に私はなりたい。

コメント

nophoto
とある血液内科医
2015年10月26日9:59

痛く共感したので、書かせて頂きます。
大学で研修医を下に働いている同世代くらいのものです。
市中にいると日常に追われ、大学では研究やその他に追われ、前を行く先輩の背が遠く感じるこの頃。冷静な分析をされる反面、お疲れな様子を感じました。おからだ無理なさらず、患者さんや後輩へその情熱を注いでください。先生のご活躍をネットを通して期待しています。
12月ASHはフロリダですね、実体重Induction Txと移植のAML成績の発表で行ってきます。
coo

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