循環器ローテーション

循環器。二年前も二ヶ月回りましたが心エコーの端くれの技術と冠動脈のだいたいの見方など勉強し終了しました。
機会がありまた循環器の勉強をすることに。
現在は東京の関連病院で研修しております。
自分の病院の研修医であった先輩達がいて仕事しやすくいい環境です。
人が多くもなく少なくもなく、また一番下であるところも、勉強しやすいと思います。
私はやはり重症など引く方であり研修も充実しております。
昨日はCABGとTAVI後の重症肺炎球菌性肺炎（もはや循環器ではないがこれも診ないといけない）にはじまり、ICD適応の心不全、拡張型心筋症でEF10％、心膜炎で心嚢液貯留でタンポ手前での心嚢穿刺、虚血で心不全になりVFを繰り返し挿管してCAGとIABP挿入後PCI適応なくCABになった患者さん、UAP,spasmなど。翌朝はSTEMIでkillip3であり挿管IABP後PCIなどなどと、自分と上の先生とでファーストタッチから入院管理まで診ることとなります。
あとカテも少しやらせてもらっています。

この二ヶ月は循環器系の重症管理を学ぶだけではなく、心音や身体所見を純粋な循環器の患者さんを（だいたい我々が一般の内科で診る患者さんはそれ以外の要素が多いので…）心電図やエコーといった基本的なツールを使いつつ病態を把握し治療していくというgeneral内科に通用するかなり基本的な所を、とくに心不全や弁膜症疾患、虚血性心疾患を学んでいこうと思っております。